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七宝焼の工芸技法
七宝焼とは、工芸技法の一つです。
金、銀、あるいは銅といった金属製の下地の上に釉薬(鉱物質の微粉末を水とフノリでペースト状にしたもの)を乗せたものを高温(800度前後)で焼成することによる、融けた釉薬によるガラス様、あるいはエナメル様の美しい彩色を施すものです。
七宝焼で作られた製品には、アクセサリーや花瓶、飾り皿、表札、あるいはグラスなどいろいろなものがあります。
七宝焼が施された商品はどれも独特の色鮮やかな表情があり、何とも言えない魅力があります。
この七宝焼は道具さえありましたら、自宅のガスコンロや電子レンジを利用して作ることができます。
七宝焼の作り方に関しての本もありますから、それを読みましたらある程度のことは理解できるでしょう。
しかし、こういった工芸技術を身に付けるには専門家に教えてもらったほうがより確かな技術や知識を身に付けることができるでしょう。
七宝焼は明の景泰年間(1450〜1456)に芸術作品として完成されたことから「景泰藍」と呼ばれています。
いろいろな色彩のホーローを銅の台座に塗布して焼き、多様な彩りを浮かび上がらせた美術工芸品です。
この技術は本来ヨーロッパから伝来してきたものですが、中国の工匠たちのたゆまない研究により、その技術にさらなる磨きがかけられて中国の景泰藍が世界の七宝焼の鑑定と美の塞準となりました。
このことは、中国工芸家の世界の美術界に対して大いに寄与したと言われています。
七宝焼の釉薬は少量ずつシャーレから取って、1mmくらいの厚さで均等にできるだけ凹凸ができないよう少しずつ盛っていきます。
大量に盛ってしまいますと、素地との間に空気が入って、焼成後の作品の表面に穴ができる原因となってしまいます。
金属板の中心から端の方へ盛っていくのがポイントとされています。
丸みがあるものは、釉薬を加熱しますと下の方に垂れていきますからそれを見込んで端は少し薄めに盛るのが良いでしょう。
